動画編集の副業を始めるとき、多くの人が迷うのがパソコン選びです。高いMacを買うべきか、今のパソコンで足りるのか。数十万円の買い物なので、失敗したくないのは当然でしょう。筆者も買う前はかなり迷いました。
- 動画編集にMacは必要なのか
- MacBook Airで編集できるのか
- 高いお金を出す価値があるのか
- Windowsから乗り換えて困らないか

動画編集を始めたいのですが、Macを買わないとだめですか。

必須ではありません。ただ2年使ってみて、良かった点ははっきりあります。
この記事では、看護師として働きながら動画編集の副業を続けている筆者が、MacBook Airを約2年使ってきた本音を書きます。良かったことだけでなく、正直な不満点もそのまま書きました。これから買うかどうか迷っている人の判断材料になればと思います。
使っているMacの仕様

まずは、筆者が使っているMacの仕様からです。動画編集に使うパソコンは、どの仕様を選ぶかで使い勝手が大きく変わります。同じMacBook Airでも、メモリや容量の選び方はさまざまです。参考として、実際に2年使っている組み合わせを書いておきます。
MacBook Air M3を選んだ
使っているのは、MacBook AirのM3チップを積んだモデルです。
Proではなく、軽さを優先してAirを選びました。この1台で、2年間副業の動画編集を続けています。
メモリ16GBと容量1TB
メモリは16GB、本体の保存容量は1TBにしました。
- 機種 MacBook Air
- チップ M3
- メモリ 16GB
- 容量 1TB
動画の素材は、とにかく容量を食うものです。そのため本体の容量は多めにしたうえで、外付けのHDDも併用しています。詳しくは後ほど紹介します。
約25万円という価格
購入した金額は、約25万円でした。
看護師の手取りで考えると、1か月分に近い金額です。決して気軽に買える値段ではありません。だからこそ、良い点と悪い点の両方を正直に書いておきます。
なお筆者が使っているのはM3のモデルです。購入する時期によって販売中のモデルが変わるため、チップやメモリの仕様は購入前に確認してください。
ゲーミングPCからの乗り換え

Macを買う前は、WindowsのゲーミングPCを使っていました。性能に不満があったわけではありません。乗り換えた一番の理由は、持ち運べないことでした。副業を続けるうえで、作業する場所が限られることが想像以上に不便だったのです。
以前はWindowsのゲーミングPC
以前使っていたのは、据え置き型のWindowsのゲーミングPCです。
ゲーム向けのパソコンは処理能力が高く、動画編集にも使えます。性能だけで言えば、困っていたわけではありません。
持ち運べない不便さ
問題は、決まった場所でしか作業できないことでした。
看護師はシフト制なので、作業できる時間がばらばらです。休みの日に外で作業したくても、据え置きのパソコンではそれができません。机の前に座れる時間しか作業できなかったのです。
乗り換えて変わったこと
ノート型のMacに変えて、作業できる場所が一気に広がりました。
家の中でも、リビングでも、出かけた先でも作業できます。空いた時間をそのまま作業に回せるようになったのが、一番大きな変化でした。
2年使って良かった3つのこと

約2年使ってみて、買って良かったと感じる点は3つあります。どれも看護師の副業という働き方と相性が良いものばかりです。性能の数字ではなく、実際に使っていて便利だと感じる場面を中心に書いていきます。
どこでも作業できる
1つ目は、やはり持ち運べることです。
MacBook Airは軽く、かばんに入れて気軽に持ち出せます。作業する場所を選ばないので、シフトの合間や休日の空き時間を無駄にせずに済みます。
トラックパッドで直感的に編集
2つ目が、トラックパッドの使いやすさです。
Macのトラックパッドは反応が良く、指の動きで操作できます。たとえばタイムラインを拡大したり、左右に動かしたりする操作も指先で行えます。編集が直感的にできるのは、思っていた以上に快適でした。
iPhoneとの相性の良さ
3つ目が、iPhoneとの相性です。
iPhoneで撮った写真や動画を、ケーブルなしでMacに送ることができます。素材のやり取りに手間がかからないので、ちょっとした作業がとても楽になりました。iPhoneを使っている人ほど、この便利さを感じやすいはずです。
正直な不満点

良いことばかりではありません。2年使ってきて、不満に感じている点もあります。買う前に知っておいてほしいことなので、正直に書いておきます。人によっては、ここが決め手になるかもしれません。
値段が高い
一番の不満は、やはり値段です。
約25万円は、副業を始めたばかりの時期には大きな出費になります。最初の数か月の副業収入では、まず回収できません。それを分かったうえで買う必要があります。
Windowsのゲームができない
もう1つは、Windows向けのゲームができないことです。
以前はゲーミングPCを使っていたので、ここは不便に感じています。パソコンでゲームもしたい人は注意が必要です。編集用とゲーム用を1台で済ませたいなら、Windowsのほうが向いているでしょう。
買う前に考えておきたいこと
不満点を踏まえると、買う前に次の点を考えておくと安心です。
- 副業を続ける見通しがあるか
- パソコンでゲームをしたいか
- 持ち運んで作業したいか
持ち運びたい気持ちが強いほど、Macを選ぶ価値は大きくなります。
一緒に使っている周辺機器

Mac本体だけで編集することもできますが、筆者はいくつかの周辺機器を組み合わせて使うようにしてきました。周辺機器をそろえると、作業の効率がぐっと上がります。ここでは自宅で作業するときの組み合わせを見ていきましょう。
素材を保存する外付けHDD
動画の素材は、外付けのHDDに保存しています。
動画は1本でもかなりの容量になるからです。本体だけに保存していると、あっという間に容量が足りなくなります。終わった案件の素材は外付けに移しておくと安心です。
純正キーボードとモニター
自宅では、Mac純正のキーボードとモニターをつないでいます。
大きな画面で作業すると、タイムラインや素材が一度に見渡せます。外では持ち運び、家では大きな画面という使い分けができるのも、ノート型の良いところです。
ボタンを設定できるマウス
マウスは、ショートカットをボタンに割り当てられるものを使っています。
よく使う操作をマウスのボタンに登録しておくと、キーボードに手を伸ばす回数が減ります。細かい操作をくり返す動画編集では、この差が積み重なっていくのです。
差し込み口を増やすUSBハブ
周辺機器をそろえるなら、一緒に買っておきたいのがUSBハブです。
MacBook Airは、本体の差し込み口が多くありません。外付けHDDやモニターを同時につなごうとすると、すぐに足りなくなってしまいます。周辺機器を使うなら、USBハブはほぼ必須だといえるでしょう。
選ぶときは、次の点を確認しておくと失敗しにくくなります。
- 必要な差し込み口がそろっているか
- モニターをつなげる端子があるか
- Macで使えると書かれているか
看護師の副業にMacは必要か

ここまで良い点を書いてきましたが、結論から言うとMacは必須ではありません。動画編集はWindowsでもできます。大切なのは、いきなり高い道具をそろえることではなく、続けられるかどうかを先に確かめることです。
Windowsでも動画編集はできる
筆者が使っているPremiere Proは、Windowsでも使えます。
実際、筆者も最初はWindowsのパソコンで編集していました。Macでなければ稼げないということはありません。
まず今のパソコンで始める
これから始める人には、まず今のパソコンで始めることをおすすめします。
副業の最初の時期は、ほとんど稼げません。筆者の最初の案件は時給166円でした。収入の見通しが立たないうちに25万円を使うのは、負担が大きすぎます。経過は動画編集の記事にまとめています。
買い替えを考えるタイミング
買い替えを考えるのは、次のような状態になってからで十分です。
- 副業の収入が安定してきた
- 今のパソコンで作業が遅いと感じる
- 外でも作業したい場面が増えた
続けられると分かってから買えば、高い買い物でも後悔しにくくなるでしょう。
Macと動画編集のよくある質問

Macで動画編集を始めようとする人から、よく出る疑問をまとめました。気になる項目だけ拾って読んでも構いません。なお性能の感じ方は扱う動画によって変わるため、あくまで筆者の場合としてお読みください。
Premiere ProはMacで使えるか
使えます。筆者もMacでPremiere Proを使って編集してきました。WindowsからMacに乗り換えても、同じソフトで作業を続けられます。
MacBook Airで動画編集はできるか
できるというのが筆者の実感です。MacBook Air(M3)で、2年間副業の動画編集を続けています。ただし扱う動画の長さや内容によって負荷は変わるので、自分の作業に合わせて選んでください。
メモリはどれくらい必要か
筆者は16GBを選びました。必要な量は扱う動画によって変わるため、購入前に自分が編集したい動画の内容を考えておくと安心です。
容量はどれくらい必要か
動画の素材は容量を大きく使います。筆者は本体1TBに加えて外付けのHDDも使っています。本体の容量が少ない場合は、外付けの保存先を用意しておくとよいでしょう。
Windowsから乗り換えて困ったことは
筆者の場合、困ったのはWindows向けのゲームができなくなったことくらいです。パソコンでゲームもしたい人は、その点を考えてから選んでください。
最初からMacを買うべきか
おすすめしません。まずは今のパソコンで始めて、副業を続けられそうだと分かってから買い替えを考えるほうが安全です。
まとめ

MacBook Airは、持ち運べて、直感的に編集できて、iPhoneとの相性も良い。看護師が副業で動画編集を続けるには、相性の良い道具だと感じています。一方で、値段が高いことと、Windowsのゲームができないことは知っておいてください。
- 使用機種はMacBook Air M3 16GB 1TB
- 良い点は持ち運び・トラックパッド・iPhone連携
- 不満は値段とWindowsのゲーム
- 周辺機器で効率が上がる
- まずは今のパソコンで始めるのがおすすめ
Macは、副業を続けられると分かってから買えば十分です。焦って高い道具をそろえるより、まずは1本目の案件に取り組んでみてください。
どの副業から始めるか迷っている人は、こちらも参考にしてください。



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