副主任や主任になれば、給料も上がるはず。昇進の話が出たとき、そう期待する人は多いでしょう。ところが筆者の場合、副主任になっても給料は変わりませんでした。増えたのは、責任と残業です。
- 昇進したら給料は上がるのか
- 管理職が副業をしてもいいのか
- 看護師の給料だけで将来が不安
- 夜勤を減らすと生活できるのか

副主任になったら、お給料って上がるんですよね?

責任は増えましたが、給料は前と変わりませんでした。だから副業を続けています。
この記事では、現役看護師で副主任を務めながら、動画編集の副業を続けている筆者が、管理職の看護師こそ副業をする理由を本音で書きます。副業が本業にくれたものや、管理職として守っているルールもまとめました。
副主任になっても給料は変わらない

まず、副主任になって何が変わったのかからお伝えします。手当がついたので、給料は上がるものだと思っていました。実際には、増えた分と減った分が打ち消し合い、給料は以前と変わりません。順番に見ていきましょう。

責任と副主任手当は増えた
副主任になって、まず増えたのは責任です。
それに合わせて、副主任手当もつくようになりました。ここだけ見れば、給料は上がるように見えます。ところが、ほかの部分で減ったものがありました。
夜勤が減って夜勤手当も減った
副主任になってから、夜勤の回数が減りました。
看護師の給料は、夜勤手当に支えられている部分があります。夜勤が減った分、手当も減って、副主任手当の増えた分と相殺された形です。夜勤がしんどかった筆者にとって、回数が減ったこと自体はありがたいことでした。
残業だけが増えた
給料が変わらない一方で、残業は増えました。
残業が増えれば、そのぶん働く時間は長くなります。給料は同じで、働く時間だけが長くなったのが正直なところです。昇進を考えている人には、ぜひ知っておいてほしいと思います。
管理職の看護師が副業をする理由

筆者が副業を始めたのは、副主任になる前です。上がらない給料に不安があり、夜勤がしんどくて回数を減らしたいとも考えていました。副主任になっても給料が変わらなかったことで、続ける理由はむしろ強くなりました。今、副業をしている理由は3つあります。
上がらない給料への不安
1つ目は、看護師の給料が上がらないことへの不安です。
昇進すれば何とかなると思っていましたが、副主任になっても給料は変わりませんでした。本業だけで収入を増やすのは難しい。そう分かったことが、副業を続ける一番の理由です。
家族を養うには物価高が重い
2つ目は、物価高です。
家族を養う立場として、物の値段が上がり続けるのは毎月の家計に響きます。給料が変わらないまま物価だけが上がり、生活にゆとりがない。この状態を変えたいと考えました。
メンタルを病んだときの備え
3つ目は、もしものときの備えです。
看護師は、心にも体にも負担の大きい仕事です。もしメンタルを病んで働けなくなったら、本業だけの収入では不安が残ります。収入の入口を1つ増やしておくことは、自分と家族を守る準備でもあるのです。
副業が本業にくれたもの

副業というと、本業のじゃまになると思われがちです。ところが筆者の場合、副業で身につけたことが本業でも役立っています。副業はお金だけでなく、本業の力も伸ばしてくれました。ここでは、副業がくれた3つのものを紹介します。

新人教育に動画編集の力が活きる
1つ目は、動画編集で身につけた「まとめる力」です。
動画編集では、伝えたいことを整理して、分かりやすく並べる作業をくり返します。この力が、新人教育などの場面で活きています。副業で鍛えたことが、管理職の仕事に返ってきた形です。
パソコンに強くなった
2つ目は、パソコンに強くなったことです。
動画編集を続けるうちに、パソコンの操作に自然と慣れていきました。パソコンに強くなったことは、本業でも助けになります。看護師も、記録や資料づくりなどでパソコンを使う場面は少なくありません。
収入が増えて心に余裕ができた
3つ目は、心の余裕です。
副業の収入が増えたことで、生活にゆとりができました。お金の不安が減ると、心にも余裕が生まれます。気持ちに余裕があることは、責任の重い管理職の仕事を続けるうえでも大切なことでしょう。
副主任が副業で守っているルール

管理職が副業をするなら、周りから信頼されることが欠かせません。筆者は、副業をするうえでいくつかのルールを決めています。本業に迷惑をかけないことが、副業を続けるための前提です。ここでは、筆者が守っていることを3つ紹介します。
病院では副業をしない
1つ目は、病院では副業をしないことです。
休憩時間であっても、病院では副業の作業をしません。職場にいる間は、本業だけに集中する。線を引いておくことで、周りからも誤解されにくくなります。
本業に差し支えないようにする
2つ目は、本業に差し支えないようにすることです。
副業で疲れて本業がおろそかになれば、本末転倒です。副業は、本業に影響が出ない範囲で行う。ここは、いつも意識しているところです。
副業は悪ではないと考える
3つ目は、副業を後ろめたいものだと考えないことです。
筆者の職場は副業が認められていて、職場の人も筆者が副業をしていることを知っています。今の世の中で、副業は悪いことではありません。ルールを守って、堂々と続ければいいと考えています。
副主任の副業のよくある質問

最後に、管理職の看護師が副業をするときに出やすい疑問をまとめました。気になるものだけ読んでも大丈夫です。副業ができるかどうかは、勤務先の決まりによって変わります。始める前に、必ず自分の職場のルールを確認してください。
管理職でも副業はできるか
勤務先の就業規則で認められていれば、管理職でも副業はできます。筆者の職場も副業OKです。ただし公立病院で働く看護師は公務員にあたり、副業には許可が必要とされています(地方公務員法第38条)。
職場の人に知られても大丈夫か
筆者は、職場の人に副業を知られています。副業が認められた職場で、ルールを守っていれば隠す必要はないと考えています。病院では作業をしないなど、本業との線引きをしておくと安心です。
本業がおろそかにならないか
本業に差し支えないようにすることを、いちばん大切にしています。副業で身につけたまとめる力やパソコンの力は、むしろ本業の役に立っています。
何の副業から始めるといいか
筆者は動画編集を選びました。看護師に向いている副業は副業ランキングの記事で比べています。
夜勤を減らしても生活できるか
夜勤を減らすと、夜勤手当の分だけ収入は減ります。筆者も夜勤が減って手当が減りました。副業の収入があったことで、生活にゆとりを持てています。詳しくは夜勤と副業の記事にまとめました。
まとめ

副主任になっても、給料は変わりませんでした。増えたのは責任と残業です。本業だけで収入を増やすのが難しいからこそ、管理職の看護師にも副業は必要だと筆者は考えています。
- 副主任になっても給料は変わらない
- 夜勤が減ると夜勤手当も減る
- 副業は物価高ともしもへの備え
- 副業の力は本業にも活きる
- 病院では副業をしないなどルールを守る
まずは、自分の職場で副業が認められているかを確認するところから始めてみてください。何から始めるか迷う人は1つ目、筆者の動画編集の経過は2つ目の記事にまとめています。




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